診療案内

鼻シリコンプロテーゼの除去

鼻に入れたシリコンプロテーゼを抜去する手術です。
術前にレントゲン撮影を行い、L型か、I型、石灰化の有無を調べます。

石灰化を伴わない場合は、プロテーゼ周辺のカプセルを残します。

石灰化を伴う場合は、術中にレントゲン撮影を行い、取り残した石灰化がないかどうか確認します。

術前カウンセリング
洗顔後、手術前後を比較するため写真撮影をします。
問診・血圧等測定･鼻の消毒（現在服用されている薬がございましたら、事前に医師にお伝え下さい）
鼻筋に沿って麻酔を行います。ブロック麻酔も併用します。
痛くないポイント術前に痛み止めと軽い安定剤を服用していただきますので、緊張、痛みはあまり感じません。
当院では33ゲージという極細の針を使用していますので、痛みはあまり感じません。
（通常美容外科での使用サイズは30ゲージですが、当院ではそれより更に極細の33ゲージの針をオプションではなく通常使用しています。それ以外にはご希望により35ゲージの針のご用意もあります。別途5,000円）
※ご希望の方は、静脈麻酔のご用意もございます。
右の鼻の穴からプロテーゼを除去し、縫合します。

手術時間	約30分(カウンセリングや準備等で別途1時間かかります)
麻酔	局所麻酔（希望により、静脈麻酔が可能です）
使用する針のサイズ	33ゲージ（希望により35ゲージも可能別途5,000円）
腫れ	2〜3日
抜糸	7日目
化粧	抜糸後から可能
治療期間・通院	1週間。抜糸後の通院はなし
リスク・副作用	腫脹、疼痛、発赤、嘔吐、皮膚壊死、麻酔による合併症、切開部の痺れ、感覚鈍麻、違和感等です

–>

A. 鼻筋はどんなに皮膚が薄くなっていてもへこむことはありませんが、鼻先は皮膚が薄くなっているとへこみが生じます。
術前にレントゲンを撮って、鼻先の皮膚が薄くなっていないかどうかを調べます。

A. プロテーゼを入れて15年以上経つと、プロテーゼに石灰化がついてくる方、とつかない方に分かれてきます。
皮膚が薄い方は、石灰化が進むとゴツゴツと触れたり、見えたりします。
その場合はプロテーゼを抜去するか、新しいプロテーゼに入れ換えます。
レントゲンでどの程度石灰化しているか分かります。

A. 必ず抜かなければなりません。
抜かずに何ヶ月も放置すると、抜いた後で鼻先が上に向いたり、鼻先がへこんだりするため、それを修正する手術も必要になります。抜去した後は、3ヶ月～6ヶ月くらい開ければ再手術が可能です。

実際に当院で手術を受けられたモニター様の写真をブログで多数紹介しております。詳しくは院長ブログをご覧ください。