鼻孔縁形成 眉上切開

診療案内

デジタルX線について

当院では最新のデジタルX線画像診断システムを導入しています。
患者様一人ひとりの状態を正確に診断し、それを改善するための最善の方法を提案しております。

従来のX線装置との比較

デジタルX線
  • 人体に受ける放射線量が約1/10で済むので、患者様の体に負担をかけずに正確に診断することができます。美容外科で用いる単純X線はCTの500~1000分の1以下の被曝量ですので、人体には殆ど影響ありません。
  • 現像の必要がなく、瞬時にパソコン上でレントゲン画像を確認できますので、治療時間の短縮につながります。
  • アナログでは分かりづらい部分でも、高画質画像で鮮明に映し出されるため、より的確な診断ができます。

これによって、隆鼻術や輪郭形成などのカウンセリング際に、患者様のコンプレックスとなっている現状の骨格を把握し、より良いアプローチ方法を選ぶことができます。

特に他院修正治療に関しては、X線で確認することで問題となっている箇所が正確に把握できますので、満足できる仕上りへと修正することが可能になります。

X線の被曝について

X線の被曝によるデメリットを上回るメリットがなければX線検査をする意味がありません。
今の医療水準はX線透視やCT、MRIなどで保たれています。

美容外科においても骨格を変える手術には、たとえプチ整形であってもX線検査が有用です。
二重や傷跡の修正にはもちろんX線は必要ありませんが、脂肪吸引の手術でさえ、正確な脂肪量の計測ができれば、術前の診断もより正確になり、術後の効果判定も客観的に行えます。
X線は骨だけでなく皮膚や脂肪を見ることも可能だからです。
美容外科では主に単純X線を使用します。CTは殆ど必要としません。

人体は自然界からも毎日被曝しています。以下におおよその被曝量を記します。

自然被曝

日本人の場合、年間およそ地上から0.46mSv、大気から1.5mSv、宇宙から0.38mSv。合計年間2.3mSv

医療被曝

顔面部単純X線0.025~0.05mSv、胸部単純X線0.05~0.1mSv、胃透視0.5~1.5mSv、CT7~20mSV

飛行機による被曝

東京~ニューヨーク往復でおよそ0.2mSv

ちなみに病院が妊婦のレントゲン検査を忌避するのは、何もしなくても一定の確率で起こりうる妊娠・ 出産時の異常が生じたときに医療行為の責任を問われたり、本人の後悔の種となることを避けるためです。科学的に問題はありません。少なくとも飲酒や喫煙よりは圧倒的に安全です。